pyinterface : Interface PCI ボードドライバ

これは何か

  • pyinterface は、株式会社 Interface が提供するPCIボードのLinux/Python向けドライバです (pyinterfaceはInterface社とは関係ありません)
  • PCIのI/Oポートに直接アクセスするため、公式のドライバを使わずに動作します
    • 公式ドライバではサポート外の最新のLinuxディストリビューションでも利用可能です
    • I/Oポートアクセスに PortIO モジュールを使用しています

動作環境

  • Linux (x86 architecture)
  • Python 3.0+

必要なモジュール

使い方

インストール方法

pip install pyinterface

初めの一歩

pyinterface では、PCIのI/Oポートに直接アクセスするために、iopl を使用するため、root権限を必要とします。以下の例は、sudo ipython などとしてroot権限で実行してください。

import pyinterface

board_name = 2724  # 使用するボードの型番 : 例. PCI/CPZ-2724 (DIOボード)
rsw_id = 2         # 本体ボードに設定しているRSW1の番号 : 例. 2 を設定している

# ボードを open
b = pyinterface.open(board_name, rsw_id)

# digital input 状況を取得
b.input_byte('IN1_8')
>>> [0, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0]

# digital output を設定
b.output_byte([0, 1, 0, 1, 0, 0, 1, 1], 'OUT25_32')
>>> 000000CA

ボード別の使用方法

以下のボードについて、ドライバを提供しています。